上海の洋山港のバース混雑が激化しているため、運送会社や貨物運送業者は、貨物輸送に長い遅延が生じることを顧客に伝えている。
この問題は、4月の初旬から中旬にかけて急速に悪化し、4月16日から4月18日までの3日間の間に、船舶1台あたりの平均遅延時間が約53時間に延長されてしまった。海面には濃い霧があることも、状況のさらなる悪化の原因となる。
上海国際港有限公司(SIPG)は、コンテナを市内の他のターミナルに送るなどいくつかの措置を講じ、できるだけ早く通常の状態に戻すことを発表した。 しかし、ターミナル事業者は、混雑が5月中旬まで続くと予想している。
記事提供:OOCLロジスティクスジャパン株式会社